レントゲン
X線を用いて、肺、心臓、胸部大動脈、腹部などの形態をみます。
運動負荷心電図(トレッドミル)
運動中の心電図を記録し、運動等に発作の起きる狭心症や不整脈を検出します。
また、血圧や心拍数の反応もチェックできるため、運動療法の指標をきめることもできます。
FMD検査(血管内皮機能を診る検査)
FMDとは、Flow Mediated Dilationの略で、日本語で血流依存性血管拡張反応といいます。
FMD検査は腕を圧迫、解放後にどれだけ動脈が拡張するかを超音波エコーで診る検査です。血管内皮機能が低下してると広がりが悪くなります。
動脈硬化は血管内皮細胞機能の低下から始まるといわれています。血管内皮機能がわかると動脈硬化の初期の状態を評価できます。 FMD値が大きいほど健康でイキイキとした血管ということになります。
PWV検査(脈派図検査)
脈派図(PWV)とは、Pulse Wave Velocity 脈派伝波速度といいます。
脈派図検査は両手両足に血圧計を巻いて下肢動脈血管の狭窄、血管の弾力性を診る検査です。
血管の弾力性が低下し硬くなっている場合、PWVの数値は高くなりますが、治療により改善されるとPWVの数値は低下します。
生理的動脈硬化の検査です。
心臓・腹部超音波
心臓超音波では胸部に超音波(高い周波数の音波)をあて、心臓・大動脈の形態や血流を映像として映し出して調べます。
腹部超音波では、肝臓、胆のう、膵臓、腎臓、副腎、大血管をみます。
頸動脈超音波
動脈硬化の直接的診断をおこないます。
24時間心電図(ホルター心電図)
動脈硬化の直接的診断をおこないます。
24時間血圧測定
高血圧の診断をおこないます。
- 動脈硬化の判定:頚動脈エコー、脈波図
- 甲状腺検査:甲状腺エコー、採血
- CT、MRI、心臓RI(放射線物質による)検査、心血管造影、電気生理学的検査(不整脈の検査)は、札幌社会保険総合病院(前勤務病院徒歩3分)で行います。